イゼ速の記事で昨日初めて知ったけど、相変わらず晴れる屋は面白いことしてるなぁ。。と。
http://www.hareruyamtg.com/jp/pages/mtgiv.aspx
要するに履歴書提出が一次選考で、
二次面接がわりにシールドして、
最終で役員面接したら内定らしい。
役員の度量衡がギャザ本位制なら、それが晴れる屋では正しいのだろうし、
ギャザ本位制がウェルカムな人もいるので面白い試みだとは思う。
たた、晴れる屋のバイト募集の張り紙を見た時にも思ったんだけど、
人事畑や求人広告業界に明るい人、いないのかなぁ。。。とは思った。
ネタの雰囲気とも言い切れないので、ちょっとだけコメントしてみる。
●バイトの方。
晴れる屋の喫煙所で去年の11月に撮影していたバイト募集の張り紙が添付。
応募条件の一行目、
「明るく元気で、」という表記が男女雇用機会均等法を論拠としてNG表記
理由は「明るい方」「元気な方」は雇用者の主観によるもので決まり、性格の話なので求職者側に改善できる余地がないから。
なので、「明るく元気な接客が出来る方」なら、元の性格は関係ないし、労働者も改善が出来るのでオッケーな表記となり、定番のお話でもある。
次に、「中〜長期間働くことが可能な方」は歓迎条件として書くべきで、応募条件(=必須条件)として書くのは意味がわからない。
そもそもアルバイトスタッフって期間の定めのない雇用形態の代表格なのに、期間を定めるのが矛盾しとる。
基本的な考え方として、
広告を出した時点では男女雇用機会均等法と労働基準法的に問題のない、
門戸の広い誰でもウェルカムな求人であることが基本で、応募の時点で間口を狭くするのはダメ。
雇用の機会が均等にならんから。
なので、応募者の選り好みは応募後にしないとダメ。広く告げるのだから、スクリーニングはサボれないよ、ってのが基本。
応募時に条件を課してスクリーニング出来るケースは、法律で定められた医者とかの要資格な仕事とか、ごく一部です。
特に男女の性差は厳しくて、例えトイレ清掃であろうが「女性のみ応募OK」としていい理由にならない。
後は大筋普通の事のような気がするけど、
22時以降は給料25%アップって、労働基準法で定められている事だから、当たり前の「待遇」として書くのはちょっとだけ図々しいような。。。という気がするかな?くらい。
細かいところでは、祝日勤務はしなくて大丈夫?とか気になる。
ここまでが基本。
▪️で、正社員の方だが。
正社員の方は、この3ヶ月で何があったのかは判らないが、求人広告としてはよく練りこんだなぁとは思う。
テクニカルな話として、募集要項が殆ど何の説明もしてないので、ひとめ法的には論点となる箇所がないように作られている。
「使用するパック、及びスリーブなど必要なものは当社用意の物をお使いいただきます。」と添えてあるのは好印象。
マジックは資産力も重要な要素だから、構築デッキではなくリミテッドにするのは雇用機会を極力フラットに出来るし、
突き詰めるとパック代が用意出来ない人でも応募頂いて問題ないですよ、という事でもある。
ただまぁ、
「※選考過程の様子は後日メディアで公開される可能性があります。予めご了承ください。」
この文章は意味が判らない。
最終的に内定した場合のみとか、
個人が特定しにくい状態で、
とかの記載がない。
20170216 22時30分追記
19時半の時点で、「※応募にあたっての秘密は厳守いたします。」の文言が追加されている事を確認しました。
「大手が誠実な業界は繁栄を続けるを地で行く」姿勢、とても素晴らしいです。
追記以上
合わせて、収集する個人情報の取り扱いに関する記載、いわゆるプライバシーポリシーに関する態度が何処にも記載されていないので、
最悪、面白かったら記事にしちゃいますからねー?という風にも読める。
大会でTOP8に残って顔写真が乗るのと、
面接過程の顔写真やらが乗るのは同列ではなくて、
転職を考えている場合、今所属してる会社に転職しようとしてる事がバレたらどうしよう・・・というのが気になるはず。
だってさ、
マジックが上手い奴が仕事が出来るのなら、仕事が出来る奴は職場でそれなりの評価をされてるはずなので、
評価が高い人ほど、面接するだけで身バレするようなリスクは取らないと思うし、
予め了承することは難しいと思うんですよね。。。
まぁそれも、
A.マジックが上手い人(=仕事も出来る)
B.仕事が出来る人(=マジック上手い)
という所に着目した結果、
Bは高くつくからいらないので、
Aを集めれば優秀な人材の調達コストが下げられるのではないか、というアプローチは理解できるし嫌いではない。
現に募集要項は職種すら書いていないし、
勤務地も書いてないし、
モデル給与や残業時間も記載されてないし、最終的な条件って何処で調整するの?
とか思わなくもないけど、
職種に選り好みがない新卒層には魅力的に見えるとは思う。
ただそういうのは大人の階段の話であって、
この方向性だと本質的には女性に凄い不利な求人だと思うんだよね。
だって、プロツアーで女性がTop8に入るだけで一大事だし、国内のグランプリで女性がベスト8に入ったことあったっけ?
囲碁のプロは男女の強さが変わらないけど、将棋のプロは男女に明確な強さの違いがあり、一流の女流棋士でも男性のプロ手前位といい勝負、というくらい差がある。
これは前者が陣取りで後者が戦闘だからであり、
女性は戦闘をする脳の作りになってない、というのが結論かと思われる。
マジックが後者寄りなのはデータからも明白な話なんですが、「ゲームが強いやつは、仕事が出来る」という理屈で、ギャザの専門店が女性を評価するのは道理が通らん。
かねぴーや若月さんの役割を代替してる男性がいるなら教えて欲しいし、そういう層こそギャザの発展には必要なんじゃね?と思う。
ギャザの可能性を信じるというのがギャザ本位制の真髄であるのなら、
本質的には戦闘ゲームだから女性は不利だけど、ギャザだけはなぜか問題が解決出来、共存共栄が実現するはずだから、その道は必ずあり、まだ見つかっていないだけだと信じるのが真骨頂になるはずだと思っている。
晴れる屋には、人を集めてもっと雄大になって貰いたい。
と同時に、つまらない階段なんて登らなくていいから、求道者であって欲しいとも思う。
今はまず、今回の採用活動の成功を祈っている。
http://www.hareruyamtg.com/jp/pages/mtgiv.aspx
要するに履歴書提出が一次選考で、
二次面接がわりにシールドして、
最終で役員面接したら内定らしい。
役員の度量衡がギャザ本位制なら、それが晴れる屋では正しいのだろうし、
ギャザ本位制がウェルカムな人もいるので面白い試みだとは思う。
たた、晴れる屋のバイト募集の張り紙を見た時にも思ったんだけど、
人事畑や求人広告業界に明るい人、いないのかなぁ。。。とは思った。
ネタの雰囲気とも言い切れないので、ちょっとだけコメントしてみる。
●バイトの方。
晴れる屋の喫煙所で去年の11月に撮影していたバイト募集の張り紙が添付。
応募条件の一行目、
「明るく元気で、」という表記が男女雇用機会均等法を論拠としてNG表記
理由は「明るい方」「元気な方」は雇用者の主観によるもので決まり、性格の話なので求職者側に改善できる余地がないから。
なので、「明るく元気な接客が出来る方」なら、元の性格は関係ないし、労働者も改善が出来るのでオッケーな表記となり、定番のお話でもある。
次に、「中〜長期間働くことが可能な方」は歓迎条件として書くべきで、応募条件(=必須条件)として書くのは意味がわからない。
そもそもアルバイトスタッフって期間の定めのない雇用形態の代表格なのに、期間を定めるのが矛盾しとる。
基本的な考え方として、
広告を出した時点では男女雇用機会均等法と労働基準法的に問題のない、
門戸の広い誰でもウェルカムな求人であることが基本で、応募の時点で間口を狭くするのはダメ。
雇用の機会が均等にならんから。
なので、応募者の選り好みは応募後にしないとダメ。広く告げるのだから、スクリーニングはサボれないよ、ってのが基本。
応募時に条件を課してスクリーニング出来るケースは、法律で定められた医者とかの要資格な仕事とか、ごく一部です。
特に男女の性差は厳しくて、例えトイレ清掃であろうが「女性のみ応募OK」としていい理由にならない。
後は大筋普通の事のような気がするけど、
22時以降は給料25%アップって、労働基準法で定められている事だから、当たり前の「待遇」として書くのはちょっとだけ図々しいような。。。という気がするかな?くらい。
細かいところでは、祝日勤務はしなくて大丈夫?とか気になる。
ここまでが基本。
▪️で、正社員の方だが。
正社員の方は、この3ヶ月で何があったのかは判らないが、求人広告としてはよく練りこんだなぁとは思う。
テクニカルな話として、募集要項が殆ど何の説明もしてないので、ひとめ法的には論点となる箇所がないように作られている。
「使用するパック、及びスリーブなど必要なものは当社用意の物をお使いいただきます。」と添えてあるのは好印象。
マジックは資産力も重要な要素だから、構築デッキではなくリミテッドにするのは雇用機会を極力フラットに出来るし、
突き詰めるとパック代が用意出来ない人でも応募頂いて問題ないですよ、という事でもある。
ただまぁ、
「※選考過程の様子は後日メディアで公開される可能性があります。予めご了承ください。」
この文章は意味が判らない。
最終的に内定した場合のみとか、
個人が特定しにくい状態で、
とかの記載がない。
20170216 22時30分追記
19時半の時点で、「※応募にあたっての秘密は厳守いたします。」の文言が追加されている事を確認しました。
「大手が誠実な業界は繁栄を続けるを地で行く」姿勢、とても素晴らしいです。
追記以上
合わせて、収集する個人情報の取り扱いに関する記載、いわゆるプライバシーポリシーに関する態度が何処にも記載されていないので、
最悪、面白かったら記事にしちゃいますからねー?という風にも読める。
大会でTOP8に残って顔写真が乗るのと、
面接過程の顔写真やらが乗るのは同列ではなくて、
転職を考えている場合、今所属してる会社に転職しようとしてる事がバレたらどうしよう・・・というのが気になるはず。
だってさ、
マジックが上手い奴が仕事が出来るのなら、仕事が出来る奴は職場でそれなりの評価をされてるはずなので、
評価が高い人ほど、面接するだけで身バレするようなリスクは取らないと思うし、
予め了承することは難しいと思うんですよね。。。
まぁそれも、
A.マジックが上手い人(=仕事も出来る)
B.仕事が出来る人(=マジック上手い)
という所に着目した結果、
Bは高くつくからいらないので、
Aを集めれば優秀な人材の調達コストが下げられるのではないか、というアプローチは理解できるし嫌いではない。
現に募集要項は職種すら書いていないし、
勤務地も書いてないし、
モデル給与や残業時間も記載されてないし、最終的な条件って何処で調整するの?
とか思わなくもないけど、
職種に選り好みがない新卒層には魅力的に見えるとは思う。
ただそういうのは大人の階段の話であって、
この方向性だと本質的には女性に凄い不利な求人だと思うんだよね。
だって、プロツアーで女性がTop8に入るだけで一大事だし、国内のグランプリで女性がベスト8に入ったことあったっけ?
囲碁のプロは男女の強さが変わらないけど、将棋のプロは男女に明確な強さの違いがあり、一流の女流棋士でも男性のプロ手前位といい勝負、というくらい差がある。
これは前者が陣取りで後者が戦闘だからであり、
女性は戦闘をする脳の作りになってない、というのが結論かと思われる。
マジックが後者寄りなのはデータからも明白な話なんですが、「ゲームが強いやつは、仕事が出来る」という理屈で、ギャザの専門店が女性を評価するのは道理が通らん。
かねぴーや若月さんの役割を代替してる男性がいるなら教えて欲しいし、そういう層こそギャザの発展には必要なんじゃね?と思う。
ギャザの可能性を信じるというのがギャザ本位制の真髄であるのなら、
本質的には戦闘ゲームだから女性は不利だけど、ギャザだけはなぜか問題が解決出来、共存共栄が実現するはずだから、その道は必ずあり、まだ見つかっていないだけだと信じるのが真骨頂になるはずだと思っている。
晴れる屋には、人を集めてもっと雄大になって貰いたい。
と同時に、つまらない階段なんて登らなくていいから、求道者であって欲しいとも思う。
今はまず、今回の採用活動の成功を祈っている。
コメント
アウトじゃない?
まぁなんにせよ求人原稿は気になる話だよな。
職業的に…
どうしてもギョーカイ的には気になるよね。。。