前回:
http://eastwest.diarynote.jp/201803160004195156/
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前回の日記を公開した後、睡眠時間を削ってデッキの1人回しをするため、カードの探索を開始。

したが、とりあえず家の中にとどろくタナドンが無い。
ニューファイから復帰したので家に保存していると勘違いしたが、結構前に新たなるファイレクシアの不要カード捨ててた。
いやでも仕方ないよね。。。同じマナ帯域に飛んでるドラゴンがいて、かつ使われてなかったしな。。。
まさかタナドンを考慮する日が来るとは夢にも思ってなかったよ。。。

とりあえずニューファイで選別した箱の中からはタナドン以外のものは大体出てきたので、何故か保管されていた切りつける豹を代理で投入。

Slash Panther / 切りつける豹 (4)(赤/Φ)
アーティファクト クリーチャー — 猫(Cat)
((赤/Φ)は(赤)でも2点のライフでも支払うことができる。)
速攻

そういえばドミナリア でインベイジョンで初動2000円くらいしたあのレアカードが再録されるようですが、このカード見てるとそいつを思い出します。

・・・それはともかく、いざVer3の1人回しを開始。

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1人回しを数回したところで、コンセプト自体にはかなり手応えを感じた。
マナベースには相変わらず問題があるが、デッキの総合力だけは上がったような印象。

まず深夜の護衛は強い。単体で機体に乗れるし、
2ターン目のアクションとして相手に見せる殺意の量は貨物車以上。
搭乗した後にラノエルを置くとアンタップするので、ブロックに回ったり2つ目の貨物車に搭乗したりとくすぶっているようにしかみえない細かい芸もある。

深夜の護衛がいないと役に立たないと思っていたいたゴンドの存在は、マナを出す仕事が終わったマナクリーチャーに付けると、今度はトークンを出して搭乗員の頭数を揃える事が出来るようになるカードだった。
現在の構成だと、貨物車は2枚引いてしまうと搭乗要員が足りない事が多いが、ゴンドの存在を積極的にプレイすれば要員を確保出来る。
最悪、相手の除去を1枚引きずり出す事は出来る。
プレイングが難しいけど選択肢があるのはいい事。
1人回しをしていて、本当に無駄なカード引いちゃったな、と思うことがVer1に比べると殆ど無くなってきた。

んで現状の課題としては、やっぱりマナベース。

まず花咲く砂地。
マナクリがいる時は森になって欲しいけど、マナクリがいない時はそのままでいて欲しい。
ホントそんな感じ。
マナクリがいて初手が揃ってる時は邪魔でしかない。

なので、手札にマナクリ森平地とあった時は、そのままアンタップでマナが出る土地が良くて、
もし色マナが欲しい時は必要な無色でいいからアンタップインでマナが出る土地がいいんだけど、
それ灰のやせ地じゃん、という事に気がついて一定の解決を見た。

ラノエルや楽園の拡散の適正枚数は悩みどころ。
すぐに白マナ出したい気持ちもあるし、搭乗要員が駆けつけてくれて嬉しい気持ちもある。
ゴンドのつけ先にもなれると考えるとややラノエルの方が優先度は高いが、しかしミッドナイトルートの手札が揃ってる時に白マナないと発狂しそうになる。
ただ、楽園の拡散も無条件に白マナというケースで良い訳ではなく、緑緑を確保しないとダームが出ないケースもある。
選択できる楽園の拡散でも裏目を引く可能性があるならラノエルでもいいか、という超理論によりとりあえずラノエル4。
ここはフリプしながら考える。

未達4枚はかなり疑問で、多分4枚目は多い。
ブン回ってる時に除去が欲しい事は無さそうだから、適正枚数は2〜3枚だと思う。

フリプをしてみないと分からないが、
この手札で余っている未達への旅が発生の器だったらどうなんだろう?と思って、3マナ払って試しに上から4枚見るとかなり馴染んだので、2枚くらいは入れたい。

神々の思し召しを探すのが辛かったので、ゴンドの存在とあわせて買った心優しきボディガードを1枚入れて見たが、思ってたより良い。
搭乗した後にサクれるので、機体との相性だけで言えばルーンの母よりも良い動きをする。
ただ、それでも使徒の祝福より優先されることは無さそう。

という訳で現在のレシピはこんな感じ。

Ver4 ミッドナイト・トレインダーム
土地 22
4 灰のやせ地
12 森
6 平地

生物 22
4 ラノワールのエルフ
4 アヴァシンの巡礼者
1 心優しきボディガード
3 クァーサルの群れ魔道士
4 深夜の護衛
4 ブラストダーム
2 切りつける豹

呪文 16
4 改革派の貨物車
4 使徒の祝福
2 未達への旅
4 ゴンドの存在
2 発生の器

1人回しの感じでは割と満足できる。
灰のやせ地は大正解で、テンポロスも色事故もかなり理想的にケア出来てる。

サイドボードは、正直定番サイドボードがよく分からん。。
青単にテンポ取られ続けたらどうやって生きていくんだろう。。。

まぁとりあえず1人回しは飽和したので、
まずはボロス統治者と戦うべく、同僚のたこわさにフリプを依頼。
冷静に考えると連載3回目の中盤まできて、
まだ1人回ししかしていないしな。。。
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フリプの初回ではトレインダームが綺麗に決まって、きらめく鷹が検査おばさんと一緒に列車に轢かれて墓地に弾け飛んでった。

2ターン目に出した列車に3ターン目深夜の護衛登場すると、それだけで飽和攻撃してるみたいなもんで。。
ダームを出して毎ターン相手が必死に対処してる間に、うっかり深夜の護衛にゴンドの存在決まったりした。

おかしい。思っていた通りに強い。
組んだオリジナルデッキを回して勝って、ドヤ顔する回数が明らかに多い。

少なくとも「やべやべ、またドヤ顔しちゃった」なんて反省を持つことなど今まで無かった。
正直どちらかというと、「いやははは、すいませんでした(またやっちゃったーww)」みたいな感想の方が多かった。

でも、このデッキは明らかに違う。
十分に戦える自力がある・・・!

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実際に回してみて思ったのは、まず割とライフがキツイ。
焼尽の猛火でテンポよく焼かれるとファイマナペイライフも相まって結構タイト。
豹は悪くない動きをするんだけど、ライフ辛くなるし除去かブロッカーが用意されてると1:1交換しかしないので、ここは初志貫徹でタナドンの方が良さそう。

あと、主要パーツ以外のちぐはぐさが気になる。
つまりこの辺り。

2 未達への旅
2 発生の器

ダームか貨物車がレッドゾーンに送り込まれている時、そもそも1:1の戦闘で一方的に負ける事がほぼないから、あり得る戦闘シーンは、
・複数ブロックで必死に貨物車を止めに来る
・ダームをチャンプブロックする。
・接死が立っている
・空から殴られている
という感じで、結構限定される。

未達への旅は接死持ちやアタッカーには有効だが、複数ブロックやチャンプブロッカーにはあまり効率的な交換にならないから、
タナドン追加した方がよほど強力なはず。

また、ソーサリータイミングの除去というのも微妙。インスタントタイミングで関与出来るカードがないと、特にデルバー戦では厳しい事が予想される。
攻撃かブロックしているクリーチャーに2点ダメを与えるカードなら白1マナで存在する。デルバーにはかなり効きそうだし、ブロッカーを退かす分にはトランプルと相性がいいけど、しかし稲妻の下位互換過ぎてあまりメインに採用したくない。
格闘は接死の問題が解決しないし、あと僕らのダーム様は格闘なんて甘えたシステムを全く理解しない。大変失礼致しました。

発生の器はコンボパーツや追加のクリーチャー、機体を探しに行けるカードだけど、合計3マナはやや重くて遅い。
あと、深夜の護衛が場に出ていて、ゴンドが手札にある場合、1番欲しいカードは使徒の祝福なんだけど、発生の器では手に入らないのも物足りない。

なので、マグマの噴出のように除去をしながら占術してドローの質を高めるようなインスタントの除去カードがあれば、多分発生の器のスロットが節約出来るし除去のちぐはぐさも解決する。

そんな都合のいいカードが果たしてあるんだろうか。
とりあえずWisdom Guildで検索をしてみると・・・。

卑しめる裁き/Judge Unworthy  (1)(白)
インスタント FUT, コモン
攻撃しているクリーチャーかブロックしているクリーチャー1体を対象とする。占術3を行い、その後あなたのライブラリーの一番上のカードを公開する。卑しめる裁きは、そのクリーチャーにそのカードの点数で見たマナ・コストに等しい点数のダメージを与える。

これは・・・・・・これじゃね?
このデッキは1マナクリーチャー(とボディガード)と土地以外は2マナ以上だから、単純計算でほぼ2点以上の火力になる。
緑のデカブツも沢山いるから上振れすると4点〜最大6点。
最悪ダメージが発生しなくても占術3だから3ターン分行動が早くなる。
打てない状況=アタックもブロックもされてないならもう勝ってる。
しかもインスタント。

未達への旅の安定感には全く異論はないけど、
多分このデッキなら卑しめる裁きの方がフィットしそうな気がする。
3枚くらいは入りそうな感じ。

脳内Ver5 ミッドナイト・トレインダーム
土地 22
4 灰のやせ地
12 森
6 平地

生物 23
4 ラノワールのエルフ
4 アヴァシンの巡礼者
1 心優しきボディガード
3 クァーサルの群れ魔道士
4 深夜の護衛
4 ブラストダーム
3 とどろくタナドン

呪文 15
4 改革派の貨物車
4 使徒の祝福
3 卑しめる裁き
4 ゴンドの存在

うーん。ある程度対人想定で回してみないとわかんないな。
システムクリーチャーに対処するならやっぱり未達が丸そうだし、タナドンの枚数、心優しきボディガードの有無が要調整ですかね。

あとそろそろサイド考えないと。
そんなところで。

この日記、仕事と育児の合間にだらだら書き溜めてキリのいいところでアップしているのでタナドン探したのかなり前ですが、気がつくと今日はGP京都の真っ最中。。。
参加してる皆さんは是非楽しんで下さい。

コメント

nophoto
hogehoge
2018年3月25日11:46

pauperのミッドレンジは貴重なので興味深いです。ユーザでもないのにコメントを失礼。

《エイヴンの裂け目追い/Aven Riftwatcher》とかよろしいのではないでしょうか
この生物も消えるタイミングで貨物車を起動できるのが愉快ですし、2ターン目に出ればデルバービートプランはきつくなりそうです。

それと3ターン目にダームかダームもどきの生物を出すというコンセプトに反してますが《鋸刃の矢/Serrated Arrows》《ギルドパクトの守護者/Guardian of the Guildpact》がデッキによっては半ば詰みまで見えるのでサイド等に採用の余地があるやもしれません。

ゆきあ
2018年3月25日12:52

コメントありがとうございます。
このデッキレシピを1番初めに考えた際、エイヴンの裂け目追いはレシピに入っていたのですが、やや殺意の量に劣るため、コンボデッキに舵を切ったところでいなくなりました。
相手がバーンだとサイドに取りたい感じはしますが、搭乗すると飛んでいる事にあまり意味がないため、孤独な宣教師あたりでもいいのかな、とか考えています。
ライフだけしのげばいいなら部族養いが簡単そうです。

鋸刃の矢は考慮してませんでした。
面展開されるデッキには砂嵐、飛んでたら空への斉射とかかなぁ、と思ってました。
ギルドパクトの守護者は白黒ペストのために買っていたのですが、常に気になってますw

消散、消失系はどうしてもタイムリミットがあるので、ミッドレンジというテーマなら発生の器と刹那の器をロフェロスの贈り物で使いまわして、保障と随員で統治者キープし続けるようなデッキにするような気がします。

牛乳。
2018年3月26日18:07

>あのレアカードが再録される
つい最近完全上位交換をアンコで見かけた気がするんだけど。

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